初心者必見!ユーティリティの打ち方の3つのポイント
初心者ゴルファーでもラウンドで何かと使う場面の多いユーティリティ。
フェアウェイウッドでもアイアンでもない独自の型をもっているユーティリティの打ち方に、悩むゴルファーも多いのではないでしょうか?
特に、ゴルフ初心者の方はユーティリティでなかなか飛距離が出ないなんて方も多いのでは?
今回は、そんなユーティリティの基本的な知識から、気をつけるべきポイントをわかりやすくご紹介します。
目次
1 ユーティリティとは
1-1 ロングアイアンの代わりとして発明された
そもそもユーティリティは大昔からあるクラブではありません。
今からおよそ30年前に、フェアウェイウッドとアイアンのいいとこ取りのクラブとして日本で登場しました。
ユーティティはその名の通り「便利な」アイテム。
当時主流だったロングアイン(2番〜5番)が苦手なゴルファーが多く、さらに"初心者でも飛距離を出したい!"といった要望から、その代わりとして打ちやすいユーティリティが開発されたんだとか。
ちなみに欧州ではハイブリットクラブと言われています。
ユーティリティの形は、ソールがアイアンよりも厚く、フェアウェイウッドよりも薄いのが特徴です。
1-2 ユーティリティのメリット
ユーティリティのメリットは、何と言っても優しく打ちやすいという点。
特に初心者ゴルファーにとって5番アイアンなどのロングアイアンは、ヘッドが小さい割にシャフトが長めであるため、とても扱いづらいクラブと感じてしまうもの。
その代わりとしてウッド感覚で使用できるユーティティは、打ちやすいながらも飛距離が期待できるのです。
さらにソールが幅広いため、ダフリの恐れも最小限に。初心者ゴルファーには欠かせないクラブと言えるでしょう。
2 ユーティリティの打ち方の3つのポイント
ユーティリティを打つ際には下記の3つのポイントを意識してみてください。
2-1 スタンス幅は肩幅程度
まずアドレス時のスタンス幅。
ユーティリティでの基本的な正しいスタンス幅は肩幅程度を意識しましょう。
ユーティリティ初心者の方は気持ち広めのスタンスでも構いません。
また、スクエアスタンスで構えることを意識してください。
そして力まず、重心は左右均等で構えます。
ちなみにボールの位置は若干左足よりがおすすめ。自分にあったボールの位置を見つけておくと良いでしょう。
2-2 少し滑らせるイメージで打つ
ダフることが多いゴルファーは、ダフらないようにとボールの上から叩くようなスイングをしてしまいがち。
気持ちはわかりますがそうするとユーティリティ本来の性能が発揮されません。
ユーティリティは基本的にボールがつかまりやすくかつ、上がりやすいような設計で作られています。
ダフリなどは心配せずに、ソールで地面を滑らせるイメージで打ちましょう。
2-3 すくい打ちはしない!
ユーティリティはまだ距離のあるフェアウェイやラフから使うことが多いので、やはり飛距離をだしたい気持ちから大ぶりなスイングになりがち。
さらに球を上げようとしてすくい打ちになってしまうゴルファーも多いんだとか。
すくい打ちになってしまうと逆にボールは低く、そして飛距離も伸びません。
前述しましたが、ユーティリティは自然にボールが上がりやすいように設計されています。無理にボールを上げようとせずに、常にコンパクトなスイングを意識して打ちましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ユーティリティは初心者ゴルファーにとっても扱いやすく距離も期待できるクラブです。
簡単ではありますが、今回ご紹介した3つのポイントさえ意識して練習すればうまくユーティリティを使いこなせるようになるでしょう。
うまくユーティリティを使いこなしてスコアアップを狙っていきましょう!

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