ゴルフクラブを長く使うための簡単なお手入れ方法をご紹介!
みなさんは、ラウンド後にゴルフクラブのお手入れをしていますか?
クラブを買ったばかりの方は、まだまだ新品だしお手入れなんて必要ない、なんて思っているのではないでしょうか?
ゴルフクラブにも寿命がありますが、全くお手入れしなかったり間違った方法でお手入れしていたりすると、その寿命をより縮めてしまう可能性も...
できるだけゴルフクラブを長く使うためにも、正しいお手入れ方法を習得してゴルフシーズンを迎えましょう!
目次
1 クラブのお手入れってどうして必要なの?
1-1 クラブを長持ちさせるため
ゴルフは屋外でするスポーツで、雨風に当たりながらラウンドしたり強い紫外線の下でラウンドしたりすることもありますよね。
そういった様々な天候下で使われるゴルフクラブは、手汗や脂汗が付着したままの状態であったり、さらには雨天でのラウンド後の湿気を吸ったままの状態であると、サビができやすくなります。
クラブ一本のある一部分のみサビができたとしても、他のパーツや他のクラブにサビが移ってしまう可能性も十分にあるのです。
さらには、ゴルフクラブを買い換える際に下取りに出したり買い取ってもらう方も多いかと多います。
そんな時にゴルフクラブがいい状態であれば、少しでも高く買い取ってもらう可能性も大いにあるのです。
1-2 スコアへの影響
ゴルフクラブのお手入れの必要性はゴルフの劣化防止だけでなく、プレーへも影響を及ぼします。
例えばゴルフクラブに傷や汚れがある状態のまま使用すると、スピンが効きにくくなったり飛距離が思うように伸びなかったりと、スコアアップの妨げになってしまいます。
さらに、グリップ部分のホコリや手汗をそのままにしていると、本来のグリップ力を発揮できず、それに伴いショットへの影響も。
いいスコアを出すためにも、クラブへの愛着をもってしっかりとお手入れをすることが必要なのです。
2 クラブヘッドの簡単お手入れ方法
2-1 フェースの汚れ落とし
まずゴルフクラブでお手入れしたいのがクラブヘッド部分。
クラブヘッドは直接地面に触れてボールにも触れる部分なので汚れやすいのが特徴。
毎ラウンド後にしっかりとお手入れすることが大切です。
特にボールが当たるフェース面を中心に汚れを落としていきましょう。
1 バケツに水を張って、クラブヘッドを水につける。
2 フェース面をたわしやスポンジで軽く擦って、溝についた泥や芝をしっかり落としましょう。
3 ソール面も同様に泥や芝を落とします。
アイアンなどはたわしで擦っても大丈夫ですが、ウッドやユーティリティなどはスポンジで洗うことをおすすめします。
特にフェアウェイウッドやユーティリティのクラウン部分はこすらないように気をつけましょう。
クラウン部分とは、アドレスをとった時上からよく見えるヘッド部分のことです。
2-2 軽く拭き取ってしっかり乾かす
水とたわしでクラブヘッド部分の汚れが十分取れたら、乾いたタオルや布で水分をしっかり拭き取りましょう。
そして日陰で風通しのいい場所でしっかりと乾燥させてください。乾燥していない状態でしまってしまうと、サビの原因となってしまいます。
そして乾燥した状態が確認できたら完了です。
仕上げとして、クラブ専用のオイルを塗るゴルファーもいらっしゃいます。
その場合もしっかり乾燥しているのを確認してから、オイルを塗って軽く拭いてあげましょう。
3 シャフトの簡単お手入れ方法
次はシャフト部分のお手入れです。
特にスチール製のシャフトはしっかりとお手入れしないとサビてしまうこともあるので、こまめにお手入れしましょう。
カーボンシャフトはサビにくいと言われていますが、それでもしっかりとサビ防止を行うことが必要です。
シャフトのお手入れは、下記に沿って行いましょう。
1 サビ止めスプレーをかけて、乾燥したタオルでこする。
2 サビを見つけた場合、サビ止めスプレーをかけたかけたあと、キッチン用のスポンジでサビを落とします。
3 しっかり乾燥させましょう。
サビはひとつできると、他のクラブのシャフトにも移ってしまう可能性があります。
蔓延を防ぐためにも、定期的なサビチェックとお手入れを徹底しましょう。
4 グリップの簡単お手入れ方法
4-1 グリップのお手入れは保湿がカギ
最後はグリップのお手入れです。
グリップはゴルファーの身体が触れる唯一の部分であるため、手汗や脂などがつきやすいのが特徴。
さらにグローブが擦れた跡など、そういった汚れから劣化が進んでグリップ力が下がる原因になります。
下記を参考にお手入れをしましょう。
1 ラウンド後にクラブヘッド同様水につけてたわしやスポンジで手汗や汚れを落とします。
2 汚れがひどい場合は、専用のクリーナーもしくは中性洗剤で洗ってあげましょう。
3 乾いたタオルで拭き取り、日陰で乾燥させます。
4 余裕がある場合はラッブを巻いて保湿してあげましょう。
ゴルフグリップは保湿することで、ゴムの硬化をできるだけ防いでくれます。
そうするとグリップ力を維持できる期間も長くなるでしょう。
4-2 グリップ交換の時期
お手入れをしていても、グリップは使用していくうちに硬化したり、滑りやすくなってしまいます。
クラブの使用頻度やラウンド頻度にもよりますが、目安としては1年半〜2年に一度は交換することをおすすめします。
グリップの種類もたくさんありますので、自分の好みのグリップを探すのも楽しみのひとつになるかもしれません。
さらにグリップを交換すると、気分も心機一転してよりゴルフ練習が捗りますよ!
まとめ
今回は、ゴルフクラブのお手入れ方法についてご紹介しました。
ゴルフクラブは決して安価なものではありません。だからといって、お手入れせずに使うだけ使っていると寿命はどんどん縮まります。
逆に言うと、ラウンド後に少しでもお手入れをすれば寿命は伸びていくのです。
ラウンド後は疲れてしまってなかなかお手入れに手が伸びないかもしれませんが、そこでしっかりとお手入れできればクラブへの愛着も湧き、スキルアップの向上にも繋がるでしょう!

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