ゴルフのハザードとは?知っておきたいルールやマナー
会社の付き合いで初めてのゴルフ。でもルール全然分からない...。
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
ゴルフにはいくつものルールがあります。そのためルールを全て把握するのはなかなか大変。
今回はビギナーの方々に向けて、最低限知っておきたいルールの一つ、「ハザード」についてご説明いたします。
ビギナーの方が触れてしまいがちなペナルティも多くあるので、ラウンドデビュー前にぜひ覚えておきましょう。
1 ハザードとは?
ハザードとはコースを設計する際に意図的に配置した障害物区域のことです。
具体的には、コース内に障害として設けられた砂地のくぼみ「バンカー」と赤い杭や黄色い杭で指定されている「ペナルティエリア」の2種類のハザード(障害物区域)が存在します。
2 ハザード内でのルールについて
2019年1月に、ゴルフのルール改正が行われたことによって、ハザード内でのルールも大きく変更されました。
それぞれ見ていきましょう。
2-1 バンカーでのルール
以前のルールでは、バンカー内で、不注意にボールを動かしてしまったらペナルティ対象として扱われていました。
石ころや葉っぱ、木の枝、動物の糞、虫類などの自然物を動かすことも禁止されていたんです。
しかし、今回のルール改正によりこれらのペナルティ発生がなくなり、よりプレーしやすいルールになったといえます。
ただし、故意に砂の状態を確認するために触れてみたり、練習スイングで砂に触れた場合はペナルティが発生するので注意が必要です。
2-2 ペナルティエリアでのルール
以前は、ウォーターハザードと呼ばれていましたが、ルールがとにかく複雑で混乱される方が多かったようです。
場所によって処置が違ったり、処置を間違うとペナルティーの追加が発生してしまったり...。
ルール改正によって、より簡略化され、名称も新たに【ペナルティエリア】に変更されました。
処置の方法は、以下の3種類となります。
- 最後に打ったところから打ち直す。
- ピンとハザードの境界線を越えた箇所を結んだ後方のライン上ならどこまで下がってもOK。
- 境界線を越えた箇所から、ピンに近づかないように2クラブレングス以内にドロップ。
ビギナーの方には聞きなれない言葉が並びますが、ぜひ覚えておきたいルールです。
3 ハザード内でのマナーは?
ゴルフは他のゴルファーへの心配りも必要なスポーツです。
ハザードにも当然ながらマナーがあります。
例えば、バンカーを脱出した後はバンカーレーキを使ってしっかりと砂をならしたり、バンカーレーキを使った後は、バンカーの脇に置くなど...。
他のゴルファーの邪魔にならないように配慮しておくことが大切です。
しっかりルールを守り、他のプレーヤーも気持ちよくプレーできる環境を作りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最低限知っておきたいルールの一つ、ハザードについてご説明いたしました。
ゴルフはルールもさることながら、マナーも大切です。
だれでも最初は知らないことだらけです。
ゴルフに慣れていない方は下準備として最低限の用語やマナーを覚えてからラウンドデビューすると安心です。
マナーを守って、楽しくゴルフライフを過ごしてくださいね!

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