ゴルフグローブはサイズ感が命!グローブの選び方のコツとメンテナンス方法とは?
ゴルフをプレーする際にぜひ着用していただきたいのが、ゴルフ用グローブです。
しかしゴルフを始めてまもない方は、「グローブって、ベテランさんやプロゴルファーが着用するものなのでは...?」と考えてしまう傾向にあります。
身なりに対して技術が追いついていないことを恥ずかしいことであると考える方も多いようです。
確かにどんなスポーツでも初心者のうちから、本気の服装で臨むのはちょっと勇気がいりますよね。
本日はそんなビギナーの方に向けて、ゴルフ用グローブの選び方から長く使うためのメンテナンス方法に至るまで徹底解説したいと思います!
目次
1 ゴルフ用グローブを着用する3つのメリット
1-1 手のひらや指にマメやタコが出来づらくなる
ゴルフ用グローブの大きな役割の1つは、手のひらや指の保護です。
特に初心者の方の場合、力の加減がよくわからずクラブ強く握りすぎてしまう傾向にあります。
すると指や手のひらへの圧が強まってしまい、マメなどが出来やすくなってしまう可能性があるのです...。
あらかじめグローブを着用しておけば、手のひらへの摩擦などを最小限に抑えることができるため、結果としてタコやマメなどが出来づらくなります。
1-2 グリップ力が高まる
グローブにはグリップ力を高める効果も期待できます。
握力の弱い女性やシニアプレーヤーの方などは、グローブを着用するだけでもスイングの安定感がかなり増すはずです。
また、グリップ力が高まるとスイング時にクラブとの一体感が増すため、パワーをしっかりとボールに伝えることができるようになります。
グローブはグリップ力UPのようにパフォーマンス向上にも一役買ってくれるわけです。
1-3 真冬は防寒具としても使える
当然ながらグローブは真冬の防寒対策グッズとしても使うことができます。
手のひらが冷たいとクラブをグリップ力も落ちるためクラブをうまく握ることができず、力をしっかりとボールへ伝えることができませんよね...。
防寒対策は、パフォーマンス向上のためにもとても重要なのです。
真冬のゴルフは手先をしっかりと暖めて、万全の状態でラウンドに臨みましょう。
そのほかに真冬のゴルフで気をつけるべきポイントはこちらをチェック!
2 ゴルフ用グローブ選びは"サイズ感"が鍵
まず前提として、右打ちの方は左手、左打ちの方は右手にグローブをつけることが一般的です。女性の場合は日焼け対策や
、マメ防止のために両手につける方も多くいらっしゃいます。
上記を踏まえて、ゴルフ用グローブ選びで最も大切なポイントは、ずばり「サイズ感」。
サイズの測り方としてよく最も知られているのが、手囲いと呼ばれる計測方法です。
・自分にあったサイズの見つけ方(手囲い)
- いずれか一方の手のひらを表に向ける
- 小指の付け根から1〜2cm下にある感情線の始まりを見つける
- 人差し指の付け根から2cm下にある生命線の始まりを見つける
- メジャーを使い、2と3を通って手のひらの外周をグルリと測る
- その長さ + 1cmが自分の目安となるサイズとなる
グローブは手のひらとクラブを繋ぐ重要な役割を担っています。間違ったサイズのアイテムを着用すると、グリップ力が落ち、ヘッドスピードも低下すると言われるほど。
上述した計測方法を参考にして、自分の手のサイズにあったアイテムを選ぶようにしましょう。
サイズサンプルがあるお店もありますので、実際試着することもおすすめします。
3 素材ごとの特徴を理解してグローブを選ぶ
ゴルフ用グローブには、大きく分けて天然皮革、人工皮革、天然皮革と人工皮革を組み合わせたものの3種類があります。
それぞれ使いやすさやメンテナンス方法も異なるため、素材ごとの特徴を理解して選ぶことが大切です。
3-1 フィット感と着け心地の良さなら天然皮革グローブ
フィット感と着け心地の良さを重視するなら、やはり天然皮革の右に出る素材はありません。
特に肌さわりや着用感はとにかく抜群。人工皮革と比べてもゴワつきが少なく、使えば使うほど自然と手に馴染んでいく感覚を味わうことができるはずです。
その分、価格は少々高めに設定されている点がデメリット。また、天然ゆえに雨や水濡れにも弱く、耐久性に関しては人工皮革に大きく劣ります。
水洗いも基本的にはできないため、メンテナンス性の悪さも欠点です...。
しかしそんな手のかかる一面もまた、天然皮革ならではの魅力の1つと捉えることもできます。
3-2 コスパとメンテナンス性重視なら人工皮革グローブ
コスパとメンテナンス性を重視するなら人工皮革に軍配が上がります。
天然皮革と比べて耐久性にも優れている上に、なんと中には500円〜1,000円前後で手に入る商品も!
水濡れOKで悪天候の日でも着用できる上に、丸洗いできる製品も多いため、メンテナンスのしやすさも抜群です。
ただしフィット感と着用感の快適さは、やはり天然皮革には及びません。
「グローブを使ったことないけれど、まずはお試し程度で使ってみたい!」という初心者の方には、人工皮革のグローブがオススメです。
3-3 天然皮革と人工皮革を組み合わせた合成皮革グローブもある
実は天然皮革と人工皮革を組み合わせたグローブも存在します。
例えば、グリップ感の求められる手のひらの部分にだけ天然皮革を使いそれ以外の部分は人工皮革を用いるなどして、各素材の良い所取りをしているわけです。
天然皮革のグリップ力と人工皮革の耐久性の両方を求める方にオススメいたします。
ただし部分的であっても天然皮革を使っているため、メンテナンス性の悪さがあることは否めません...。
4 ネイルが気になる方はネイルフリーのグローブもオススメ!
女性の方の場合、グローブ着用の際にネイルのことが気になってしまう方も多いはず...。
手のひらのためにグローブは着けたい、でもネイルはそのままにしたい...そんなワガママに応えるためにネイルフリーのグローブというものも販売されています。
指の先端部分のみ露出しているため、ネイルを施している方でも安心して着用できるという点が大きなメリットです。
指先のオシャレも楽しみたいという方は、ぜひ検討してみてくださいね!
5 素材別に見るゴルフ用グローブの洗い方とメンテナンス方法
最後に、購入したグローブを長持ちさせるための洗い方やメンテナンス方法を素材別にご紹介いたします。
素材ごとの取り扱いに注意して丁寧にお手入れしてあげましょう。
5-1 天然皮革グローブの場合
天然皮革のグローブは、基本的に丸洗いすることはできません。これは他の本革を使用している財布やバッグなど革製品全般に言えることです。
水に濡れると本革の持っている脂分が流出して繊維が硬くなり、型崩れを起こしてしまう可能性があります...。
どうしても汚れが気になる場合は、乾いた布などで優しく拭き取ってあげるようにしてください。
手汗によるニオイには、陰干しがオススメです。
5-2 人工皮革グローブの場合
一方で人工皮革の場合は、水で丸洗いしてしまってOK!
洗面器などに30度以下の水を張り、優しく押し洗いしてあげましょう。洗剤に関しては、原則として中性洗剤なら使用可能な製品が多いようです。
ただし念のため、必ず商品タグに記載されている洗濯表示を確認することをお勧めいたします。
丸洗い後は日陰でしっかりと乾かしてあげましょう!
5-3 人工皮革と天然皮革両方を使っているグローブの場合
人工皮革と天然皮革の両方を使用している製品については、商品タグに記載されている洗濯表示に従うほかありません。
ただし、部分的であっても天然皮革を使用している以上は水で丸洗いするのは難しいと考えた方が良いでしょう。
人工皮革の部分を濡らした布で拭き取り、後は陰干しをするのが無難と言えそうです。
まとめ
今回はゴルフ用グローブの選び方に付いてご紹介しました。
マメやタコの防止目的だけでなく、パフォーマンス向上のためにもグローブを装着することをオススメいたします。
ストレスフリーにラウンドを楽しむために、この機会にグローブの購入を検討してみてはいかがでしょうか?
商品を選ぶ際は、サイズ感や素材など本日ご紹介したポイントを参考にしてくださいね!
あわせて、ゴルフシューズの選び方もぜひチェックしましょう!

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