ゴルフで楽しく痩せてスコアもUP?知って得するゴルフダイエットの効果と消費カロリーとは?
「ダイエット」と聞くと、ウォーキングやジョギング、ジムでのトレーニングを思い浮かべる方が多いかと思います。
ゴルファーの方は、趣味であるゴルフで痩せることができたらな〜なんて思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?ゴルフでダイエットができたらゴルフスキルも上がって、健康的に身体にもなって一石二鳥ですよね!
今回は、ゴルフにはどういったダイエット効果があるのか詳しくご紹介していきます。また、ゴルフダイエットをより効果的にする方法も必見です!
目次
1 ゴルフのダイエット効果とは?
1-1有酸素運動による燃焼効果
ゴルフのラウンドは、ウォーキングやジョギングなど長時間継続して行う運動である「有酸素運動」に値します。
有酸素運動は、体内の糖や脂肪が酸素とともに、運動中に筋を収縮させるためのエネルギーを作り出します。このエネルギーを生産し続けることで体温が上昇し、体脂肪を燃焼するようになるのです。
さらに、有酸素運動では体脂肪の燃焼に加え、呼吸循環器系の機能の上昇が期待でき、持久力の向上も期待できます。
ゴルフで例えると、ラウンド中は「スイングして移動し、またスイングする」ように、少なくとも18ホールの約2時間は常に動き続ける状態となります。ゴルフのラウンドは激しく動く運動ではなく、ゆっくり長時間かけてする運動ですので、年齢関係なくダイエットに挑戦しやすそうですね。
1-2 二の腕引き締め効果
女性は特に二の腕のたるみが気になる方が多いかと思います。二の腕のたるみはなかなか落ちなくて悩みますよね。
実はゴルフのスイングは、二の腕の引き締め効果も期待できるんです。
特に、ちょうど二の腕のたるみになりやすい部分に位置する「上腕三頭筋」は腕の筋肉の中でスイング時に一番使う筋肉と言われています。テイクバック時やインパクト時、フォロースルー時に腕を伸ばすことで「上腕三頭筋」が引っ張られます。
ラウンドでは上級者でも多くて80回〜90回のスイングをすることになるので、このスイングだけで十分なトレーニングになりますね。
高いところにある荷物をとる、重い荷物を持つなど、なかなか日常生活で使うシチュエーションが少ない筋肉ですので、ラウンドや打ちっ放しの時に「上腕三頭筋」を意識して気になる二の腕のたるみを軽減させましょう!
1-3 お腹周りの引き締め効果
二の腕同様、お腹周りの脂肪が気になる方は多いかと思います。
ゴルフはそんなお腹周りの引き締め効果も期待できます。
スイング時にボールを飛ばすためには、腕だけでなく上半身のひねりや伸びなどの運動が伴います。
特にスイング時の回転運動に使用する「腹斜筋」は、お腹のくびれには欠かせない筋肉と言われています。くびれが欲しい!という方は、この「腹斜筋」を意識してスイングすることをおすすめします。
さらに、アドレス時には姿勢を意識してスイング動作に移ることで、「背筋」の引き締め効果も期待できます。「背筋」を鍛えることは、結果的に腰回りやお腹周りの気になるたるみにも有効ですので、いかにアドレスからスイングまでの運動が効果的な運動であるかがわかりますね。
2 ゴルフの消費カロリーは?
2-1 1スイングの消費カロリーは?
クラブを持ってスイングした際の消費カロリーは、1スイングあたり約1Kcal(キロカロリー)と言われています。
もちろんクラブによって重さが異なりますので、どのクラブでスイングするかによっても消費カロリーは変わりますが、多くてもドライバーで約1.2Kcalのカロリー消費と言われています。
つまり、50球打つと約50Kcal、100球打つと約100Kcalのカロリー消費となります。素振りするだけでこんなにもカロリーが消費されているなんて驚きですね…!
ちなみに、他の運動に例えると、約25分のウォーキングや約10分のジョギングが約100Kcalを消費する同等の運動になります。ゴルフのスイングでカロリー消費ができるのであれば、ゴルフの上達も期待できますし、一石二鳥ですね!
2-2 1ラウンドあたりの消費カロリー
ゴルフはだいたい1ラウンド5〜6時間かけて18ホールを回りますよね。
ゴルフ場のコースは、トータルで8000ヤード前後。キロに変換すると7.3Kmほどです。さらにOBや、ラフに打ち込むとさらに移動距離は増えて8Kmほど歩くことになります。この距離を歩くだけで、およそ350Kcal以上のカロリーを消費すると言われています。
そこにスイングの消費カロリーがプラスされると、1ラウンドあたりなんと900Kcal以上のカロリーを消費すると言われています。
しかし、この数字はカートを一切使用せずにラウンドした時の数値。ラウンド中は少なからず、コース間の移動などでカートを使う場面はあるかと思います。
カートを使用した場合、やはり消費カロリーは少なくなりますが、それでも600Kcal以上は消費できると言われています。
大自然の中でリラックスし、楽しみながら大量のカロリーを消費できるなんて、改めてゴルフが魅力的に感じますね…!
3 ゴルフダイエットをより効果的にするためには?
3-1 筋肉や体幹を意識してスイングしましょう
スイングする際には、上記で述べた「上腕三頭筋」や「腹筋」「背筋」など気になる筋肉を意識してみましょう。正しい姿勢や体幹を意識してスイングすることもダイエットには十分効果的です。
もちろん打ちっ放しや練習場でのクラブをもったスイングのほうが効果的ですし、ゴルフのスキルもアップできますが、筋肉を意識した素振りは自宅でも可能です。
自宅で素振りをする際は、タオルをクラブ代わりに使えば安全ですし、筋肉や体幹をしっかり感じられるトレーニングになるでしょう。
3-2 なるべくカートは使わずに歩きましょう
ラウンドでは、いかにカートを使わずに移動するかによって消費カロリーは変わります。ラウンド中はなるべくカートには乗らず、歩くことを意識しましょう。
大自然の中で歩くことで季節を感じられたり、気分もリフレッシュし、リラックスすることができます。ストレスフリーはダイエットにも有効です!
ただし、ゴルフの基本であるプレーファストは常に心がけましょう。カートを使わないのであれば、クラブは常に複数本持つなどの配慮は忘れずに。また、少しだけ早めに歩くこともダイエットには効果的ですので、ルールを守りながらも楽しくダイエットに励みましょう!
3-3 食事のバランスや食事のタイミングに気をつけましょう
大自然の中でのラウンド、どうしてもビールが飲みたくなる!という方も多いかと思います。さらにハーフラウンドが終わるとクラブハウスでは美味しそうなランチが待っていることも。
ラウンド終了後は疲れからか、甘いものが欲しくなる方も少なくないかと思います。
しかし、ゴルフダイエットをより効果的にするには暴飲暴食は禁物です。必要以上に我慢する必要はもちろんありませんが、栄養バランスを意識してヘルシーなご飯を心がけましょう。
加えて、ラウンドではなく打ちっ放しに行く場合は、朝食の前に行くことをおすすめします。
実は、朝食前の空腹な状態での運動は、通常時よりも脂肪を燃焼しやすいと言われています。さらには基礎代謝が10%もアップするといわれているので、朝に運動することで痩せやすい身体を作ることができるということになります。
早朝の打ちっ放しは人が少なく、料金も比較的安価なところが多いのでメリットがたくさんですね。
ただし打ちっ放しの場合も、終了後のご飯の量や暴飲暴食は気をつけましょう!
まとめ
今回は、ゴルフによるダイエット効果をご紹介しました。
ゴルフは日常生活で使わない筋肉を使ったり、長い時間をかけて歩いたりと、想像以上の運動量であることがわかりますよね。意識次第ではより多くのカロリーを消費することができて、ゴルフダイエットの成功も期待できます。
しかし、大前提としてゴルフは楽しむことが一番です。楽しく身体を動かしながら、スコアも上がり、心身ともに健康になれるゴルフはとても魅力的なスポーツと言えるでしょう。

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