プロゴルファーも憧れる全英オープン!コースの特徴や出場資格まで徹底解説! | CLUNK クランクゴルフ公式サイト

プロゴルファーも憧れる全英オープン!コースの特徴や出場資格まで徹底解説!

ゴルフには4大メジャー選手権と呼ばれる権威ある大会が存在します。

そのうちの1つとして知られているのが、全英オープン選手権(The Open Championship)です。プロゴルファーであれば、誰もが憧れを抱く夢の舞台...。

実はこの全英オープン、他の選手権とは一線を画すちょっと特別な大会として知られていることをご存知でしたか?

今回はそんな全英オープンの概要、歴史、出場資格、気になる優勝賞金に至るまで詳しくご紹介したいと思います。

1 全英オープンとは?

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全英オープンとは、イギリスにて毎年7月中旬ごろに開催されるR & A(イギリスゴルフ協会)主催のゴルフ選手権です。

1860年に初開催されて以来150年以上の長い歴史を誇っており、4大メジャー選手権の中で最も権威ある大会であると言われるほど。

ちなみに本国では、「The Open Championship 」や「The Open」と呼ばれます。しかし、どちらにもBritish(英国)を表す単語が含まれていませんね。

実は、全英オープンが開催された当時は他の選手権が存在しませんでした。そのためわざわざBritishという単語を含める必要がなかったのです。

ここからも全英オープンの歴史の長さを感じることができます。

2 全英オープンのゴルフコースの特徴

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2-1 8つのコースの中からローテーションで開催

全英オープンは毎年、以下のコースの中からローテーションで開催されます。

  • セント・アンドルーズ・リンクス
  • カーヌスティー・ゴルフリンクス
  • ロイヤル・トゥルーン・ゴルフクラブ
  • ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブ
  • ロイヤル・リザム&セント・アンズ・ゴルフクラブ
  • ロイヤル・リヴァプール・ゴルフクラブ
  • ロイヤル・セントジョージズ・ゴルフクラブ
  • ロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフクラブ

それぞれ難易度も異なるため、スコアの出やすいコースと出にくいコースというものが必然的に出てきてしまうという点も大きな特徴です。

気象条件もバラバラな上に、基本的に悪天候であるケースがほとんど。

この気まぐれな天候との勝負もまた、全英オープンにおける見所の1つとも言えます。

2-2 「あるがまま」の自然の状態

先ほど全英オープンは、その年のコースによって難易度が異なるという説明をしました。

しかし一見するとバラバラにも見えるコースには、1つだけ共通点があります。それは「あるがまま」の自然の状態を維持したコースであるという点です。

人の手によって整えるのは最小限に抑え、あるがままの自然を生かしています。

例えばコースにおけるラフの部分は、何も手が加えられていないため芝生がボサボサの状態です。

そのほかにもかなり起伏の激しいフェアウェイや、小さくて深いポットバンカーなど元々の地形本来の状態が維持されています。

3 全英オープンの出場資格は?

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全英オープンは、ゴルファーであれば誰でも出場できるというわけではありません。

例えば、過去に開催された有名な大会で優秀な成績をおさめるなど、一定の実績を有している選手でなければ出場することすらできないのです。

具体的には、以下のような条件を満たす選手に対して全英オープンの出場資格が与えられます。

全米オープンの出場資格を得るために必要な条件(※一部のみ)

  • 歴代優勝者でトーナメント最終日時点で満60歳以下の者
  • 歴代優勝者で過去5年の本大会上位10位までの者
  • 過去3年のBMW PGA選手権優勝者
  • 過去5年のマスターズ・全米オープン・全米プロゴルフ選手権優勝者
  • 過去3年のプレーヤーズ選手権優勝者
  • 前年ザ・ツアーチャンピオンシップ出場者
  • 前年アジアンツアー賞金ランキング1位の者
  • 前年南アフリカ・サンシャインツアーの賞金ランキング1位の者
  • 前年日本オープン優勝者
  • 前年の全英シニアオープン優勝者
  • 当年全英アマチュアゴルフ選手権優勝者
  • 前年全米アマチュアゴルフ選手権優勝者
  • 前年欧州アマ優勝者 etc...

とにかく狭き門だということがよく分かりますね...。

各国の選手権を勝ち抜いてきたトップクラスの猛者たちが集結して競い合う大会が、この全英オープンという大会なのです。

4 歴代の有名な優勝者

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全英オープンの優勝者の中で最も有名な選手は、ハリー・バートンです。

1896年、1898年、1899年、1903年、1911年、1914年の大会でなんと計6回も優勝しています。初期の頃ではありますが、未だに彼の優勝回数を超すゴルファーは現れていません。

最近の選手だと、日本国内でもお馴染みのタイガー・ウッズも2005年と翌年の2006年なんと連続で優勝しています。

彼は地元で開催されている全米プロゴルフ選手権でも4回優勝しており、ゴルフの歴史でも稀に見る逸材です。

ちなみに2018年開催の大会では、全英オープン史上稀にみるイタリア出身の選手(フランチェスコ・モリナリ)が優勝を果たしました。

今後も様々な国の選手が、誉ある全英オープンのタイトルを獲得していくことが期待されます。

5 優勝賞金はどれくらい貰える?

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全英オープンの優勝賞金総額は、1050万ドルです。2017年までは1025万ドルでしたが、2018年はさらに25万ドルも増えました。

この賞金総額を、あらかじめ決められた「順位ごとの割合」に応じて分配していきます。以下の賞金金額は、2018年に開催された全英オープンを参考にしています。

  • 1位...189万ドル(約2億1,000万円)
  • 2位...113.4万ドル(約1億2,600万円)
  • 3位...71.4万ドル(約8,000万円)
  • 4位...70万1000ドル(約7,900万円)
  • 5位...54万5000ドル(約6,100万円)
  • 6位...38万ドル(約4,300万円)
  • 7位...32万6000ドル(約3,700万円)
  • 8位...27万5000ドル(約3,100万円)

さすがに優勝者の賞金は凄まじいですね!一度にサラリーマンの生涯賃金に迫る勢いのお金が、たった一回の大会で手に入るということになります。

とはいっても優勝者ばかりでなく、5位や6位の選手でも4,000〜6,000万円もらえます。

入賞さえできれば、かなりの額の賞金が手に入るわけですね!

まとめ

本日は、全英オープンについてご紹介しました。

4大メジャー選手権の中でも最も権威のある大会が、この全英オープンだったわけというわけです。

ちなみにイギリスにおいて全英オープンは、競馬の「ロイヤルアスコット」、テニスの「ウィンブルドン選手権」、レガッタの「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ」、に並ぶ最高峰のスポーツ祭典として知られています。

それだけ歴史も長く国民たちからも親しまれている大会ということが分かりますね。

興味のある方は、今年も7月中旬頃に開催される大会のテレビ中継をぜひご覧になってみてください。