ゴルフのスイングで最も重要?!正しいフォロースルーと練習法
ゴルフスイングにおける一番重要な瞬間は「インパクト」である、と思っている初心者ゴルファーの方は多いのではないでしょうか?
実際、インパクトはスイングの中でも唯一ボールに触れる瞬間ですので重要なポイントには変わりありません。
しかしもっと重要なのが、インパクトを迎えたあと。
今回は、初心者ゴルファーが知っておきたい「フォロースルー」についてわかりやすくご紹介します。
目次
1 そもそもフォロースルーとは?
ゴルフスイングの動作には、それぞれ名前があるのをご存知ですか?スイングの流れを今一度確認すると、下記のように6つのステップに分かれていることがわかりますよね。
アドレス→テークバック→ダウンスイング→インパクト→フォロースルー→フィニッシュ
ゴルフスイングにおけるフォロースルーとは、インパクトを迎えた後(ボールを打った後)の動作のことを指します。
よく、フォロースルーなんてただのスイング後の動作でしょ?なんて思う方もいるのではないでしょうか。
しかしこのフォロースルーは、スイングの良し悪しを左右するとても重要なポイントなのです。
つまり、正しいフォロースルーができていないと、スイングが悪いということ。
フォロースルーはすでにボールを打った後の動作ですが、そのフォロースルーでクラブヘッドが抜けていった方向にボールは飛んでいくのです。
では、正しいフォロースルーとはどういったものなのでしょうか?詳しくみていきましょう。
2 理想的なフォロースルー
フォロースルーはスイングの中でもとても重要なポイントである、とご紹介しましたが、やはりインパクトを気にするゴルファーは多いはずです。
しかし考え方を変えてみると、フォロースルーの重要性がわかるはずです。
実際、ボールがクラブに当たる理想的な「インパクト」は、正しいダウンスイングから正しいフォロースルーによって生まれます。
つまり正しいフォロースルーができていれば、必然的に正しいインパクトができているということなのです。
今回はご自身の現在のフォロースルーが理想的な動きであるか、下記を参考に確認してみてください。
- 両手がまっすぐ伸びていて、手首が返っている
- 頭が目標方向に倒れていない
- 重心が左足のかかとに乗っている
- 腰がしっかりと回っていて、へそがターゲット方向に向いている
- 前傾姿勢がキープできている
- 飛球線後方からグリップエンドが見える
これらの6つのポイントがしっかりできていれば正しいフォロースルーができていると言えます。
さらに正しいフォロースルーができていると、見た目でもわかるほどにスイングも美しく見えるに違いありません。
ちなみにご自身で確認しづらい部分もあるかと思いますので、そんな場合は、ゴルフ仲間や友人などに動画をとってもらって確認するのも良いでしょう。
3 正しいフォロースルーを身に付ける練習法
3-1 逆スイングでフォロースルーを確認する練習
正しいフォロースルーを身に付けるためにおすすめしたい練習法は2つ。
まず一つは、フィニッシュから逆算してスイングをインパクトまで戻していく「逆スイング」という練習法。
まずクラブをフィニッシュの位置にし、そこからゆっくりとスイングを逆算しながらインパクトの位置まで戻していきます。
インパクトの位置まで戻ったらまたフォロースルーの動作を確認しながら行っていきます。
これらを繰り返し行うことで、正しいフォロースルーを確認しながら身に付けることができるでしょう。
この練習は、正しいフォロースルーを身に付けるだけでなく、スイング軌道に悩むゴルファーにもおすすめです。
3-2 テイクバックせずにボールを打つ練習
もうひとつおすすめしたい練習法は、テイクバックをせずに打つ練習。
この練習も逆スイング同様にシンプルなもので、アドレスで構えた後にテイクバックせずにそのままボールを打つという練習です。
テイクバックをせずに打つことで、しっかりとフォロースルーを意識しながらボールを打つことができます。
最初はゆっくりの動作で素振りから始めるのも良いでしょう。
慣れて来たら実際にボールを打ってみてください。ボールは飛ばなくてもOK。
正しいフォロースルーでのチェックポイントがしっかりできているか確認しながら行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ボールを打った後だからとおろそかにしがちなフォロースルー。
しかし、このフォロースルーが正しいかどうかで、正しいインパクト、そしてスイングができているかがわかるのです。
現在なかなかうまくボールが当たらない、なんて方は一度自分のフォロースルーが正しいか確認してみてください。
フォロースルーの練習法はとても簡単ですので、ゴルフ初心者の方でもどんどん取り入れていきましょう!

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