ゴルフ初心者がやりがちなロストボールの正しいルールや対処法とは? | CLUNK クランクゴルフ公式サイト

ゴルフ初心者がやりがちなロストボールの正しいルールや対処法とは?

冷静にプレーしていても、うっかりラフ※1にボールを打ち込んでしまうなんてことはよくあること。

しかし時に、どんなに探しても自分のボールが見つからないこともあります。せっかく奮発して購入したお気に入りのマイボールが見つからないなんて、ちょっとショックですよね…。

特にコースに慣れていない初心者の場合、広大な敷地の中から自分のボールを探して見つけるのは至難の技。

そんな困った事態に陥った際に適応されるルールが「ロストボール(Lost ball)」です。
本日は、周りに迷惑をかけずスマートにプレーするために知っておきたい基本ルールの1つである「ロストボール」について詳しく見ていきましょう。
※1フェアウェイ以外の部分のこと。伸びた芝や草が生えていることが多い

1.そもそもロストボールって何?

1-1 ボールを紛失して際に適用されるルールのこと

ロストボールとは、プレー中に自分の打ったゴルフボールを紛失してしまった時に適用されるルールのことです。
ゴルフ場はとても広い上に、伸びた芝や草の生い茂るラフにボールを落としてしまうと、見つけるのは意外と大変…。
中には経験に基づく直感から何となくボールの場所を探し出せるベテランの方もいますが、コースについて詳しくない初心者の方の場合はそうもいきません。
予め決められた制限時間内に探しても見つからない場合には、ロストボールのルールが適用され、ペナルティ(打罰)扱いとなります。
後から探していたボールが見つかったとしても、そのボールでプレーしてはいけません。

1-2 スロープレーを防ぐ目的がある

ロストボールは、ボール探しに制限時間を設けることで、スロープレーを防ぐという大きな目的があります。

スロープレーとはその名の通りゆっくりとしたテンポでプレーすることを言い、ゴルフにおいては御法度とされる行為の1つ。

ご存知の通り、ゴルフは自分たちに以外にも後方から別の組が追いかけるようにプレーを行なっています。前方の流れが滞れば、後ろから追いかけてくる人たちにも迷惑をかけてしまう可能性があるのです。

ボール探しばかりに時間をかけていては、いつまで経ってもラウンドを終えることができません。
ロストボールは、なるべくスムーズにゲームが進行できるように作られたルールでもあるんですね。

2.ロストボールをしてしまった時の基本的な対応

2-1 ボールを探す時間は3分がリミット

思わぬ方向にボールを打ってしまった場合、3分以内に自力でボールを探す努力をしましょう。(※2019年1月1日から有効の新ルールにより、5分→3分に短縮されました。)
周りの方も自分のショットが終わった後に一緒に探してあげるような優しさがあると素敵です。
ただし、この3分という時間内に探し出すことができなければ、次に説明する「ストローク アンド ディスタンス」にしたがってゲームを続行することになります。
ちなみに、この3分という制限時間を過ぎた後に自分のボールが見つかったとしても、そのボールを使ってプレーするのはNG!もし使った場合は、ペナルティとしてスコアに2打罰(+2)が加算されますので気をつけましょう。

2-2 ストローク アンド ディスタンス

ロストボールをしてしまった場合には、そのボールを打った場所まで戻ってからもう一度打ち直しましょう。
これを「ストローク アンド ディスタンス(ストロークと距離に基づく処置)」と呼びます。
ストローク アンド ディスタンスはロストボールだけでなく、OB(プレー区域外にボールを打ち出してしまうこと)の時にも用いられるゴルフの基本ルールの1つです。
ただしロストボールしたペナルティとして1打罰(+1)がスコアに加算されます。

3.ロストボールの例外的な措置

3分という制限時間内にボールが見つからなければ1打罰が課され、ストローク アンド ディスタンスのルールに従ってボールを打ち直すというのがロストボールの基本です。
ただし、例外的な措置もいくつかあります。

3-1 時間節約のための暫定球

暫定球とは、ロストボール又はOBの可能性がある時にもう1つのボールでプレーが続行できるというルールです。
いくら3分以内にボールを見つけ出せば良いとはいえ、わざわざ探してもう一度同じ場所から打ち直すのは時間の無駄です。そんな時でも暫定球をうまく利用することで、時間も労力も節約でき、スムーズにプレーを進行することができます。
ただし暫定球を打つ際には、いくつかのルールを守る必要があります。

1.自分もしくは自分の一緒にプレーしている人がボールを探し始めた場合は、暫定球を打つことはできない

2.暫定球を打つ前は、必ずボールのブランド名とナンバーを声に出し、「暫定球を打ちます!」という宣言をしなくてはならない

3.最初のボールが見つかった場合は、暫定球を放棄しなければならない

特に2つ目の、暫定球の宣言をしなかった場合にはペナルティとして1打罰が課されてしまいます。宣言は意外と忘れやすいので注意したいとこです。

 

3-2 ペナルティなしの救済

ロストボールは基本的にペナルティが課されるものです。

ただし、以下の例外規定に該当する場合にはペナルティなしの救済を受けられます。

1.見つからないボールが障害物(コース内にある人工物)の中にある、あるいは、異常なグランド状態(修理地や水たまりなど)の中にあることが分かっているか、ほぼ確実な場合

2.局外者(競技者以外の人や動物など)によってボールが持ち去られたり、紛失させられた場合

例えば自分の打ったボールが、一見して明らかに修理地に入ってしまったことがわかる場合は、ペナルティなしの救済を受けることができます。

具体的には、「ニヤレスポイント」という場所を決めてそこから再度打ち直すという措置が取られます。

3-3 前進2打罰の新ルール

ロストボールとOBの際に適用されるローカルルールとして「前進2打罰」というもの存在します。

前進2打罰とは、ロストボールやOBの際、2打罰(+2)のペナルティを支払うことで紛失したボールを探さず、あらかじめ決めておいた特設ティーグランドまで前進して打ち直すルールのことです。

大幅な時間節約になるため、OBの出やすいコースやスピードプレーが優先される際、ローカルルールとして適用されることがあります。

ちなみに、従来まで前進2打罰は非公式ルールでしたが、2019年から採用される新ルールの下では公式のローカルルールとして扱われることになりました。

今後積極的に利用される可能性の高いルールの1つですので、初心者の方もぜひ覚えておきたいところです。

4.ロストボールに備えてボールは多めに用意しておこう

ロストボールをしないことに越したことはないのですが、ゴルフに慣れていない方の場合はどうしても出してしまうもの。

その場合に備えて、あらかじめボールを多めに用意してからプレーに臨みましょう。

持参するボール個数の目安はコース難易度によって変わりますが、だいたい20〜25個は持っておけば、毎ホール1個ずつボールを紛失しても最後まで手元にボールが残るため安心です。

とは言っても、いざ新品ゴルフボールをいざ20個も用意することとなると、結構な金額になってしまいますよね。なので、初めのうちは、安価なロストボールを購入するのも良いでしょう。

 

まとめ

本日は、ゴルフの基本的なルールの1つであるロストボールについてご紹介しました。

初心者の方の場合、はじめのうちは結構な頻度でロストボールを出してしまう可能性があります。

自分の打ったボールがどこにも見当たらない…という状況に焦って混乱する前に、今のうちからロストボールに関する基本的な知識を身につけておきましょう。

スロープレーにならないよう気を使いながら、スマートに対応できたらとても素敵です。