グリーンの無数の穴の謎「エアレーション」とは? | CLUNK クランクゴルフ公式サイト

グリーンの無数の穴の謎「エアレーション」とは?

ラウンドしていると、グリーン上にポツポツと小さい穴が空いているのをよく見かけませんか?

もしくはその小さな穴が規則的に並んでいるため、ラインの邪魔になってしまう…なんて経験をしたことがあるのではないでしょうか。

実はその穴はグリーンをより最適な状態に保つために重要なものなのです。

今回は、グリーン上にある小さな穴の謎についてわかりやすくご紹介していきます。

では早速みていきましょう。

1 グリーン状の無数の穴は「エアレーション」によるもの

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冒頭でもご紹介した、グリーン状にある無数の小さい穴は「エアレーション」によってできるものです。

エアレーションとは、グリーンを元気な状態にする作業の1つで、主に春先や秋口などに行われることが多いもの。

エアレーションでは、エアレーターという機械を使ってグリーン状に穴を開けることで土を取り除き、グリーンに隙間を作ることでそこが芝の根部分の成長スペースをなるのです。

さらに、穴を開けることで芝の根部分に酸素が十分に行き渡り、芝の成長を促進させる効果があります。

そのエアレーション作業の後は、肥料や農薬が混ざった砂を撒くこと(トップドレス)でさらなる芝生の成長が期待できるのです。

2 エアレーションの重要性

毎日使用されるグリーンは、たくさんのプレーヤーによってプレーされることで踏み固まってしまいます。

そうすると芝生が成長しづらくなって剥げてしまうだけでなく、水も浸透しづらくなってしまうんです。

さらに通気性が悪化することで芝生の病気に繋がることも。

そうするとグリーンはボロボロな状態になるだけでなく、使えなくなってしまうこともあるのです。

このように、グリーンが老朽化せずに常に美しく保たれるためには、エアレーションは絶対に必要な作業であると言えるでしょう。

3 エアレーションがある時のプレー

3-1 エアレーションは修復して良いの?

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無数の小さい穴が規則的に並んでいると、ラインを読むときにどうしても気になってしまうことがあるかと思います。

そんなときに、パターヘッドで芝をならしても良いのか迷う方も多いでしょう。

しかし、エアレーションの穴を修復すると「2打罰」のペナルティとなるので要注意。

ルール上では、グリーン上で認められるグリーンの復元行為として「損傷の修理」(ゴルフ規則13 c.)が認められています。

しかしながら、認められる損傷として

「パッティンググリーン上の損傷」は人や外的影響によって生じるすべての種類の損傷を意味する。(ゴルフ規則13 c.)

とあげられています。つまり、芝を管理するため作業として捉えられるエアレーションによる穴は、グリーンの損傷には含まれないのです。

よって、どんなに打ちづらくてもそのまま打つか、アンプレヤブルの処置をとる必要があります。

そのほかのグリーン上のマナーやルールはこちらをチェックしてみてください。

3-2 パッティングのコツ

エアレーションが施されたグリーンは、その後2~3週間はコンディションがあまり良い状態とは言えません。

穴が空いているならまだしも、砂が巻かれているとなかなかパッティングしづらいですよね。

まず、穴が空いている状態のグリーンは打球が左右どちらにも曲がる状態ですので、普段よりもしっかりとヒットすることを意識しておくと良いでしょう。

しかし、砂が撒いてある状態だと普段よりもグリーンが速いこともあるので注意が必要。

芝生の状況をしっかりと把握しておきましょう。

さらに撒かれた砂がパターのヘッドやボールについていると、しっかりライン通りヒットしても違った方向に転がる可能性もあります。

パターヘッドやボールはこまめにタオルなどで拭くことをおすすめします。

そのほかパッティングの基本はこちらをチェック。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

いままで気になっていた、無数の小さい穴の謎が解けた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

パッティングしづらいな…やだな…なんて思うことが多いかと思いますが、これはグリーンを元気な状態に保つためには欠かせない作業です。

この作業を行なっているグリーンキーパーの方にいつも快適にプレーできていることに感謝して、常にプレーしていたいものです。